ご挨拶

日本教育会は、昭和50年に全国幼・小・中・校長会、教頭会、PTA 等の教育8団体が大同団結し、我が国教育の正常な発展を期して設立された職能団体です。

平成24年4月1日より内閣府の認可を受け、公益社団法人となりました。公益法人としての運営に努めるとともに、教育に関する調査研究、研修会の開催、出版物の刊行等を通して教育の向上・発展に一層努めてまいりたいと存じます。

各位のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

北原 保雄(きたはら やすお)
新潟県柏崎市生まれ。国語学者・言語学者。筑波大学名誉教授。元筑波大学学長。独立行政法人日本学生支援機構理事長、文化審議会委員(国語分科会会長)などを歴任。

日本教育会の設立趣旨

設立年月日

昭和50年6月16日

設立目的と経緯

日本の文化と伝統をふまえ、国を愛し、国家の発展に尽くすとともに、人類の平和と発展に寄与できる心身ともに健全な日本人の育成は、私たち教育に携わる者に課せられた重大な使命であります。しかし、現実にはそれを遂行する上で学校及びそれをとりまく状況は、極めて厳しく多くの課題を抱えております。

日本教育会は設立趣意書にもあるように、設立の精神と状況を背景として、全国の教育団体が発起人となって昭和50年6月(会長 森戸辰男氏)に結成され、同年12月に文部省から社団法人の認可をうけ、以来積極的な教育活動を展開し、現在に至っております。会員も現在6万人を突破し、幼・小・中・高・盲聾養・PTAを結集した全国組織の職能団体として、教育に関する多彩な事業と活動を展開しております。

設立趣意

教育は国家百年の大計にかかわり、その成果は教師その人に依存します。
次代をになう青少年の教育に責任を持つ我々は、ここに相集い、真に我が国の教育の健全な発展を目指して「日本教育会」を結成することを決意しました。

おもうに、我が国の教育は、高度経済成長とともに、量的には驚異的に拡大してまいりましたが、質的には改めるべき多くの問題を抱えており、今や原点にたちかえって考え、力をあわせて対処すべきときに来ております。

また、戦後の風潮には、いたずらな対立と混乱がみられ、自己の権利のみが強調され、真に責任を果す立場での問題の究明がおろそかにされてきたうらみがあります。
教育界もまた、その例外ではありません。

次代の国民が、我が国の文化と伝統をふまえ、人間性豊かな立派な日本人として成長し、国際的にも世界の人々から敬愛されるように育つためには、幼・小・中・高の学校教育を中軸として、教育の一大刷新を図らなければなりません。

そして、それにはまず教職員の一人ひとりが、自ら姿勢を正し、理想を堅持し、研鑽を深め、政治からの中正を守り、日常の教育活動のすべてにおいて、正常な教育の推進に精魂を傾けることが必要であります。

この時に当たり、我々は、先輩各位の指導のもとに、広く教育に関心をもたれる方々の協力を得て、我が国教育の正常な発展と運営の課題に真剣に取り組み、教職員の資質並びに地位の向上と、福祉の増進、教育の国際交流の促進等を通じ、国民の要望にこたえる活動を展開したいと思います。

内外の人々に、この「日本教育会」の設立を提唱し、あわせて、教育関係者ならびに教育に関心をもつすべての方々が、この趣旨に賛同のうえ、本会に結集されることを期待するものであります。

昭和五十年三月

発起人